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川岸郁朗教授,曽和義幸准教授等のグループが,大腸菌の多剤耐性獲得の仕組みを解明しました.

法政大学生命科学部生命機能学科の川岸郁朗教授・曽和義幸准教授・山本健太郎大学院生・稲葉岳彦博士(現:理化学研究所)らは、大腸菌の多剤排出ポンプの主要構成部品である内膜トランスポーター蛋白質がポンプ複合体に組み込まれる過程の可視化に成功しました。この解析により、大腸菌が、外環境に応じて、適切な種類のトランスポーターをポンプ複合体に組み込むことで、異なる種類の薬剤に対する耐性を獲得する仕組みが明らかになりました。本研究成果は、英国科学誌Natureの姉妹誌「Scientific Reports」のオンライン版で2016年2月26日午前10時(英国時間)に公開されました. より詳細な研究紹介記事へ(法政大学ニュースリリース)