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豊岡博子講師らの研究のプレスリリースが公開されました

法政大学生命科学部生命機能学科の豊岡博子 講師、廣野雅文 教授、同大学大学院理工学研究科の大野真 大学院生らの研究グループは、東京大学、早稲田大学、ドナルド・ダンフォース植物科学センター(米国)との共同研究により、多細胞緑藻ユードリナにおいて、雄性配偶子(精子)形成を誘導する仕組みが「性フェロモン」と「窒素飢餓」の二重の作用によって制御されていることを明らかにしました。この発見により、ボルボックス類緑藻において、配偶子の形態進化(同型配偶から卵生殖へ)と、それらを誘導する仕組みの進化(窒素飢餓応答型からフェロモン応答型へ)が連動して起こったことが初めて示されました。この発見は生物の「性の進化」の過程を理解する上で重要なモデルケースになります。本研究の結果は、2025年11月21日付で学術誌『PLOS One』に掲載されました。

論文:
Kawai-Toyooka H, Ono M, Hamaji T, Nozaki H, Hirono M (2025)
Synergistic effects of proteinaceous pheromone and nitrogen starvation on male gametogenesis in the anisogamous volvocine alga Eudorina. 
PLoS One 20(11): e0326066. 
https://doi.org/10.1371/journal.pone.0326066

法政大学のプレスリリース:
「性の進化」をつなぐ中間段階を解明:法政大学の研究グループが配偶子の形と形成誘導の進化が連動していることを発見
https://www.hosei.ac.jp/press/info/article-20251119130748/